2013年12月12日木曜日

ウェアラブルデバイスを再発明する。

こんにちは。

今季号のWIRED(vol.10)は今年度号の中でも抜きに出て面白い。



ウェアラブルデバイスの特集にLEGO社の特集とガジェット好きのツボを付いている。

この中でもウェアラブルデバイスの特集については考えさせられた。

今世にでているウェアラブルデバイスというと、グーグル・グラスやスマートウォッチなどがあげられるがイマイチ市場を形成できているとは思えない。

少なくとも今は欲しいとは消費者の私は思わない。

どう自分のライフスタイルを便利にしてくれるかのストーリーがイメージできないのだ。

少しこんなウェアラブルデバイスがあったら生活が変わるんじゃないかって言うのをスマートウォッチを元に考えて見た。

いつも通り睡眠の浅くなったタイミングでスマートウォッチが小刻みに振動して朝を知らせてくれる。

指を左右に動かく動作、これをスマートジェスチャーと言う。っをするとスマートウォッチのディスプレイに傘の有無とコートの有無がシンプルなアイコンで表示される。

電球に向けて指先を小さく下に曲げる動作をするとゆっくりと明かりがついていく。テレビに向けて同じ動作をするとテレビが点灯し、今朝のニュースを片玉しく知らせる。

スマートウォッチはすでに外部デバイスを操作するリモコンと化している。

出社のための身支度をしているとスマートウォッチウォッチが小刻みにバイブレーションし、出発時間が近いことを知らせてくれる。

家を出ようとするとスマートウォッチがまた小刻みにバイブレーションし、傘を忘れていることを知らせてくれる、どうやら今日はこれから雨が降るようだ。

家の鍵は意図的に掛ける必要はない。スマートウォッチが一定距離を離れると勝手に施錠してくれるのだ。

バス停までいつものように軽く走っていく。スマートウォッチ上にはバスの到着時間がいつものようにカウントダウンしている。スマートウォッチのいいところは今行っているひとつのことに特化したサポートをしてくれるところだ。スマートフォンのように他のことを初めてしまうことがないのがよい。

バスに乗る際にSUICAなどのICカードの提示は不要だ。スマートウォッチの近距離通信が同じ役割をしている。

バスの吊り革に掴まりながらスマートウォッチのディスプレイを見るとステータスバーが少し赤色を帯びている。どうやら昨夜の暴飲暴食で血糖値とコレストロールが上がっていることを示してる。ステータスバー点滅していないだけまだましだ。点滅しだしたら何らかの病気の兆候なので会社でなく病院に行かなければならない。

スマートウォッチによる日々の毎日の無採血での血液検査により病気の早期発見が大幅に進んだことは大きな発展である。ある意味ではスマートウォッチは医者殺しなのかもしれない。昔はトマトがあれば医者がいらないだったが、今はスマートウォッチがあれば医者がいらないなのかもしれない。

会社に着き、1階のコンビニで朝のドリンクを購入する。もちろんここでもキャッシュレスだ。スマートウォッチを軽くレジパネルに触れさせると心地よいチャリン♫という音とともに課金がされる。レシート情報はすべてCloud側に保存されるのでレシートの発行も今ではない。

会社のフロアー入室に今までのようなIDカードはもういらない。スマートウォッチがその役目を果たしている。逆に言えばスマートウォッチを通じて常に行動を監視しているので入退室と勤怠管理はすべて自動で行われる。

スマートウォッチを使った行動監視により机にいる時間で労働時間を図るようなことまで会社はしようとしたがさすがそれは社会問題となり、実行はされなかった。しかし、言わないままにおそらく監視しているのは事実である。

いつものように嫌味な上司が面倒なことを言い、仕事を増やしてくる。

今日も軽く流そうと思ったが今日は今までの思いが溜まっていたせいか思わぬ反論をしてしまった。上司もそれに合わせて更に面倒なことを言い出した。段々と感情論っぽくなってきた。

スマートウォッチが小さく震え、一瞬冷静になる。

スマートウォッチを常に心拍や血液検査により感情の動きを監視し、感情的になっているときに警告をしてくるのだ。時に大きなお世話なときもあるが、ときに良きアドバイザーでもある。

なんてことができたら買いたいと思うのだが、、。

みなさんはどうだろうか?

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