2013年2月28日木曜日

【書評】僕は、だれの真似もしない。

僕は、だれの真似もしない 

前アップル日本法人代表の前刀さんが書かれた本。

アップルやジョブズに関する事も多くのページを割き書かれているのでアップル好きの人には興味もって読めると思います。

『セルフ・イノベーションを起こせ!』がこの本の一貫した言いたい事です。そのためのエッセンスが凝縮されています。

私の『セルフ・イノベーション』の解釈は超要約すると『ワクワクしろ!』だと思います。

ワクワクするのって本当に難しいです。「最近いつワクワクしましたか?」って聞かれた多くの人は返答に困ると思います。

ワクワクって他人や環境から受動的に受けるものではなく、自分から自発的に頭使って考えて行動しないと得れません。

例えば自分で半年前とかからどこ行くか考えて、スケジュール考えて、現地情報を色々調査して行く旅行は行く前もワクワクしますし、行ってからもワクワクしませんか?

きっとパックツアーで決まった所に行くよりも何倍もワクワクします。

これと同じで毎日の生活においても常に小さなワクワクを求めて行動すれば日々小さなワクワクがあちこちにあると思います。
例えば帰り道を変えて見ただけで知らなかったお店を見つけてワクワクするなんことがあります。

この小さなワクワクが繋がり合って時に大きなワクワクへと発展します。
これがセルフイノベーションなんだと思います。

自分でワクワクを感じられたら今度はそれを他人のワクワクへ変えて行く事です。
他人もワクワクさせられたらそれが社会的なイノベーションなのではないでしょうか?

ワクワクを感じるためのノウハウなんか実はありません。

ただ毎日の意味を考え、何事にも興味をもち、自分で考え、行動し、時に回り道をすればおのずとワクワクする機会は増えるのではないかと考えています。

きっとジョブズもiPhone作っているときは毎日ワクワクしていたでしょうし、それを使った世界の人達もみなワクワクしたからここまでiPhoneが売れたのだと思います。
※他にも要因はありますが、ここでは割愛。

話は変わりますが、そう考えると”ワクワクさん”ってすごいネーミングだな。セルフ・イノベーションの最先端を行っていたことになりますね。

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