2013年3月16日土曜日

ゼロ・ダーク・サーティと電気グルーヴの真実


ゼロ・ダーク・サーティー
ビンラディンを探索し、追いつめるひとりのCIA分析官の物語。映画にするために多少の脚色はあると思うが、真実を元に作成された準ドキュメンタリーなストーリー展開。

でもこれは本当に真実なのだろうか。そもそも国家機密に関する題材であり、スタート地点から大きくズレているか、敢えてズラしているかの何れではないだろうか。

この映画に対する評価として面白いのが以下である。



そもそもこの映画がCIAによるプロパガンダ(特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った宣伝行為)だという記事だ。

ここまでくると真実ではない気がしてくる。

ここがネットの面白いところだ。片方で真実だといい、片方で嘘だという。

ここからは更に話題を買えよう。

一時期話題になった動画である。イヌワシが子供を連れ去ろうとする衝撃的な動画である。正直、人間の環境破壊の影響によりイヌワシの生活圏が人間の生活圏に近づき発生した事故である。人間への自然の警笛なのかもしれない。




最近で言えば以下である。





電気グルーヴの観客わずか3人

電気グルーヴのライブの観客が3人しかいなかったという事件である。日本の音楽シーンもここまで落ちたものなのかと。音楽のダウンロード販売によりライブによる収益がここまで落ち込むことになるとは予想できなかった。音楽業界は大きな方向転換の時期にきているのかもしれない。

上記2つの事案は共に嘘である。

前者は学生が作ったフェイク動画である。後者は電気グルーヴが仕掛けたイタズラである。電気グルーヴの場合には本当にイタズラで3人の観客ライブとかやりそうなので何が真実か分かりづらい部分もあるが、、。

映画とTwitterやYouTobeの拡散情報を同レベルで扱うことはできないが、真実の見分けのつかない時代になっていることは確かである。

今年の7/1をもってGoogle Readerが終焉を迎える。

今後は今以上にソーシャルメディアやキュレーションサービスを主軸とした取捨選択された情報やリアルタイムな情報がメインとなり、その中で上記のような真実なのかプロパガンダなのかイタズラなのかが混沌と入り交じると思う。

「だから真実を見る目が必要だ!」という方向ではなく。別の手段でこれに対応する必要がある。

ひとつの方法として考えているのは情報取得手段をネットと自分で行動して見るの2つの手段としとし、このバランスを50%づつにするのである。定量的にこのバランスを計るのは難しいがひとつの案としては時間で区切るという手がある。その時間内で見れなかった情報は見れなかったもの、知れなかった事として潔く諦めるのである。

こんな風に情報取得手段と量に制限をかけることでバリューを生まない情報に翻弄されることは減るのかもしれない。

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