2013年1月23日水曜日

【書評】LIFE PACKING 未来を生きるためのモノと知恵

LIFE PACKING(ライフパッキング)【未来を生きるためのモノと知恵】

スーツケース1.2個分にまで生活必需品を減らした結果残った品々について1ページに1品づつ写真とその品の選択/購入の経緯などコメントまとめられている。

昔のMONOマガジンを彷彿とさせる内容。

この本の面白さは紹介されている品よりもそのものへの作者のこだわりを知れるところだ。

”買う”という行為は物語がある。どこで買ったのか、どうしてそれを選んだのか、使った感想はどうなのか、とか物語がある、それが面白いのだ。

この本の中で紹介されている石鹸について作者は毛穴の奥まで入り込んで汚れをとるため、身体が使用後に嗅いだことのない匂いを強烈に発したことに驚いたとコメントしています。

石鹸なんか今までどれも同じと思っていましたが、そんなにも差があるのかとびっくり。使ってみたくなったが値段に驚き躊躇。


毛穴撫子 重曹つるつる石鹸 155g

モノを減らせば減らすほどモノへの”こだわり”がなくなりそうですが、それは逆で少数先鋭になるのでそれだけ1品の重要度は高くなり”こだわり”も高くなると思いました。

気がつくとモノは増えるものなので1品購入したら1品捨てるぐらいの気構えで買う物にはこだわる必要があるのです。

ちなみにアナザースカイという番組内でも品々を紹介していますが、本にでているものばかりです。別に有名人でなくとも各人の購入品に対するこだわりなどをまとめて共有できると楽しいと思います。


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