集めてみて気付いたのが意外にPVのないアプリがあること。やはり説明文より動画の方がスマートにアプリを伝えることができる。
映像表現素人のコメントなので的外れなものもあるかと。アプリの目的や機能性に応じて映像構成は変わるので一概にどの表現がいいかというのは断言できないが、以下の構成が吉かと。
- 会社ロゴ表示:誰が作っているか明確になる。
- アプリ名表示:アプリ名が記憶に残る。
- 開発者説明がある:製品への真摯な態度がわかる。
- ストーリーの中で説明:どんな場面でどう使用するかがわかる。
- 操作映像では画面キャプチャーもあるとよい:操作性が理解できる。
■Clear
言わずと知れた斬新UIのTODO管理アプリ。ウキウキ気分の音楽にのせてその斬新なUI動作にフォーカスして見せる構成。動きは伝わる反面、何が出来るかが伝わり難い構成なのが残念ポイント。
■iMotion HD
ストップモーションアニメーションを作成するアプリ。カントリー風のロックにのせてストップモーションアニメーションの作成方法から実際に作成したいくつもの作例を足早に流す構成。どうやって、何ができるかを的確に伝えており、好感が持てる。■ Figure
■FlipBord
■Deal in
リラックスソングをバックに画面の操作映像と説品特徴を音声で流す構成。説明を主軸にした場合に言語がワールドワイドで障壁になる可能性がある。同一アングルでの映像が続くため、途中で飽きさせてしまうのが残念ポイント。英語圏の人には説明があり、分かり易いのかもしれない。サービス系のアプリについてはどうしても説明が多く必要なため、この構成になるのは致し方ないかも。
■Korg iKaossilator
KaossilatorのiPhoneアプリ版。会社ロゴの後に操作映像のキャプチャー映像を機能別に流していく構成。各機能については左右の余白に単語にて表現している。既に存在する製品の説明のため、敢えて製品コンセプトなどの説明は省略していると推測。既に製品を知っている人へはアプリ版でできることが的確に短時間で伝わるので吉。かつ製品の特徴としても万人が使う物ではないのでこんなストイックな映像のほうが逆によい。
■Voice synth
高機能ボコーダーアプリ。こちらもiKaossilatorと同様に画面キャプチャー映像とボコーダーボイスをひたすら流す構成。目的が分かり易いアプリはできることの多様性の説明に特化した映像構成がとられやすいのかも。こちらもストイックな印象。
■Path
SNS系アプリ。生活の中での使用方法を見せながら製品特徴を音声で流す構成。映像表現としては凝っていてひとつの部屋のセットの中だけで次々にイベントが起るという構成になっている。トランジション効果もぬかりがない。アプリを使う場面をイメージしやすく工夫されている。今までの中では一番映像としては手がこんでいる。
■Muse'ic
表現が難しいがVJ的なPV作成アプリと言えばいいだろうか。カメラから入ってきた映像をリアルタイムで加工してPVにするアプリ。アプリ持ちながら町中を歩き、実際にアプリのデモを伝える構成になっている。機能性がひとつしかないため、使用場面と新たな提案を目指しているのではないかと思われる。DIY的に作りました感をだしながらも凝った構成になっておりアプリのオシャレさが伝わってくる。
■AR Missile - Automatic Target Tracking
カメラ映像に対してリアルタイムにARでミサイル発射してマクロス的な追尾ミサイルが飛んで行くジョークアプリ。実際の使用映像をゲーム的な音楽にのせて見せる構成。単調ではあるがアプリの楽しさが伝わってくる構成になっている。
■LCD clock
LCD時計を再現した職人技的デザイン時計アプリ。操作キャプチャーした映像を流す構成。全機能性をすべて伝える構成となっている。単機能アプリなので逆にこの構成が分かり易い。
■Swankolab
オシャレ写真加工アプリ。物理的な写真現像を再現したアプリ。説明はなく画面キャプチャー映像を流す構成。実際の操作感が伝わる構成となっている。
■Addlib
オシャレ写真フレームアプリ、写真に付加価値をつけれる。操作説明などはなく、最終的なオシャレ写真をモーショングラフィックスで見せる構成。オシャレ感は伝わるが操作性やできることがわからないのが残念ポイント。
■VISUAMUSIO
ビジュアル音楽作成アプリ。子供達が実際に画面をいじって操作している映像を家の中での使用シーン上で見せる構成。実際の操作映像と交互に子供達の笑顔などを入れる事でウキウキ感が出ている。子供でも使えるアプリというコンセプトも伝わる。自然な流れの中で製品コンセプトと操作性をアピールしており計算された映像という印象。
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